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内容説明
この本は、分譲マンションを購入した住人たちが、遮音性能、水漏れなど建物のさまざまな瑕疵(かし=欠陥)と、マンションが違法建築となってしまう敷地の不備を発見し、遮音性能と土地問題について12年余、4500日にわたる管理組合としての運動と販売主との交渉によって、ついにほぼ満足のいく決着に至った記録です。知恵とノウハウと元気いっぱいの一冊。
目次
本編 ドキュメント欠陥マンション改善の闘い・4500日(裏切られた「約束」;立ち上がった管理組合;ようやく本格交渉が始まる;勤住協代理人の登場;またまた新たな瑕疵を発見;問われる勤住協の管理能力;混乱し動揺する勤住協;ようやく床遮音工事に着手;ひきつづき敷地問題を追及;すべて終わったわけではない;金融機関の責任も追及;新旧住民のはざまに立って;“取り戻した”敷地)
補章 4500日をふりかえって(私たちの1億5500万円の教訓―素人がプロに勝つ10の鉄則)
著者等紹介
相羽宏紀[アイバヒロモト]
1936年、東京生まれ。東京都立大学人文学部卒業(中国文学専攻)。一般新聞社、外国系通信社を経て、’67年、機関紙連合通信社に入社。国際、生活文化、労働、経済などの記者生活を送り、’96年定年退職。現在、フリーランスライターとして活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。