内容説明
本書は、気管切開法をはじめとする外科的気道確保法について、その技術と生理学的な理論を広くかつ深く解説するとともに、救急・集中治療領域の多くの臨床医が気管切開をどの様に理解し対応しているかが把握できるよう構成した。これから学ぶ若い医師はもちろんのこと、再学習を始める中堅医師にも、小手先の即物的な学習ではなく、歴史的背景や過去の方法と考え方、呼吸生理学的な理論にも目を向け、先達の努力と苦悩の後を辿りながら知識と理解の足堅めができるようにしてある。
目次
1 気管切開法の歴史と現状
2 気管切開の適応と禁忌
3 定型的気管切開法
4 経皮的気管切開法
5 気道緊急の気管切開法
6 気管切開カニューレとその選択
7 小児の気管切開
8 各科領域での気管切開
9 私はこうやっている
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- 和書
- 日本の要衝・与那国を守る