内容説明
悪性疾患の発生とも関連する胃粘膜萎縮の本体を,とくにH.pyloriとの関わりについて背景粘膜から検討。
目次
1 H.pylori陰性潰瘍の実態を明らかにする
2 GERDの病態とH.pylori感染―H.pylori除菌後GERDとH.pylori陰性GERDの病態の違い
3 潰瘍合併胃癌の実態
4 消化性潰瘍合併症診療の現状と将来
5 H.pylori除菌後の長期経過潰瘍症例とH.pylori陰性潰瘍の病態に違いがあるか?
6 H.pylori時代の抗潰瘍剤治療をどうするか?