目次
フラを創る人びと(愛の歌「アロハ・オエ」―リディア・リリウオカラニ;「フラこそがハワイの文学」―ナサニエル・エマソン;「フラとはハワイであり、ハワイとはフラ」―伝説のクムフラ マイキ・アイウ・レイク ほか)
フラをめぐる歴史(フラ・カヒコという伝統;5月1日 メーデーはレイ・デー;メリー・モナーク・フェスティバル ほか)
フラを創る社会(ハワイの魅力の宝庫 ビショップ・ミュージアム;ハワイの伝統を教える教育機関 ハワイ大学;地域に根付いたフラ・スクール ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
23
フラの歴史をわかりやすく。ずっと読みたかったけれど、知ってることの方が多かった。ハパ・ハオレについて分かったのは収穫。紹介されている曲を聴きながら読了。2020/03/28
じゅんた
2
知ってる事も沢山あったけど、改めてまとめて読めて勉強になりました。同じ著者のハワイ王国の方が面白かったな。でもハワイとフラのこと、日本語で読めるのがありがたい。です。2016/04/05
こひた
1
フラダンスって言うと重言。クムフラ、厳粛なフラ、フラコンペ。2015/12/24
Tomoe Shimoya Sato
1
古典のフラ、それは過去と同じように再現できるわけではない。過去の価値観を受け継ぎながら、それぞれの時代環境のなかで、あらたなものを生み出していく作業。そのような作業を通じて受け継がれていく伝統は、いつまでも人々に大切にされ、残されていく。今日のフラカヒコは18世紀のものでも、19世紀のものでもない。それはフラの長い伝統に敬意を払いつつ、常に新しい時代にふさわしいかたちを模索し続ける21世紀の「古典」なのである。日本文化でも、そうあってほしいなぁ。2014/03/07
タルトタタン
0
フラに興味を持ち手に取ったが、ハワイの歴史や、フラの伝統がわかりやすく解説されていて、ハワイ自体への理解が深まった。「フラとはハワイであり、ハワイとはフラだ」という言葉が心に残った。2024/01/18