内容説明
旅客機の代名詞ともなったボーイング747ジャンボ。一方ジャンボを超える全2階建てA380の開発を進めるエアバス。新たな局面を迎えた旅客機の世界を俯瞰する。
目次
第1章 ボーイング747就航で大量輸送時代の到来(ボーイング747ジャンボの就航開始;アメリカ国内線用に開発されたDC‐10とトライスター ほか)
第2章 ボーイング767とエアバスA310、第一次戦争の勃発(双発ワイドボディジェット767にたどり着いたボーイング;エアバスが開発を進めた200席級の双発ワイドボディ機 ほか)
第3章 ボーイング737とエアバスA320、第二次戦争時代へ(新150席級ジェット機で火花を散らした3大メーカー;DC‐9のストレッチ化と近代化でMD‐80は新150席級のトップバッターに ほか)
第4章 ボーイング777とエアバスA340/A330、熾烈な大型機戦争(A320の技術をワイドボディ機に継承した新型機の開発;まずは長距離用4発機A340を開発 ほか)
第5章 ボーイング747‐400とエアバスA380、そしてボーイング7E7(ボーイング747の2階デッキを延長した747‐300;ボーイング747‐300をハイテク化した747‐400の誕生 ほか)
著者等紹介
青木謙知[アオキヨシトモ]
1954年12月北海道札幌市生まれ。1977年3月に立教大学社会学部を卒業し、同年4月に航空雑誌出版社『航空ジャーナル社』編集部に編集者/記者として入社。1984年1月に月刊航空ジャーナルの編集長に就任。1988年6月に、月刊航空ジャーナル廃刊に伴い、フリーの航空・軍事ジャーナリストとなる。日本テレビの客員解説員。主な活動としては、航空専門誌、軍事専門誌各誌に投稿するほか、一般メディアでは新聞、週刊誌、通信社などに航空・軍事問題に関するコメントを寄せるなどを行っている
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