内容説明
「ゆいまーる」や「なんくる」社会の沖縄で長年、生と死の境を見つめてきた一人の医者。自らのがん体験も踏まえてたどりついたのは、「人は皆、患者」という位置づけだった。ターミナルケアを診療の現場だけにだけに留めることなく、地域のなかで「生・老・病・死」の永遠のテーマを追い続ける。
目次
1 ローカルな死生学各論
2 随想
3 講演
4 「沖縄・生と死と老いをみつめる会」十年の歩み
5 闘病日誌―外科医が「癌」を患う
6 読書ノート
著者等紹介
石川清司[イシカワキヨシ]
1948年沖縄県本部町(旧上本部村)に生まれる。1974年岡山大学医学部卒業、同大・第一外科に入局。1977年琉球大学保健学部付属病院外科勤務。1980年国立療養所沖縄病院外科勤務。1994年国立療養所沖縄病院副院長。2001年独立行政法人国立病院機構沖縄病院院長。日本外科学会認定指導医。日本胸部外科学会認定指導医。日本呼吸器外科学会認定指導医。日本呼吸器学会認定指導医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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