大大陸に陽は落ちて―満州引揚げ者たちの哀しみの記憶

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大大陸に陽は落ちて―満州引揚げ者たちの哀しみの記憶

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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784871222136
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

姉と慕った従姉の死を悼み、満州への足跡をたどる「お咲ちゃん」、盟友・ちばてつやとの特別対談「地平線に沈む、あの赤い太陽を忘れない」、平和への祈りをちばてつやの体験に重ね合わせ、歌い上げた名曲「大大陸に陽は落ちて」を収録。胸の奥にしまっていた悲しい記憶を今こそ語る。この地獄をくぐり抜け、故国に帰れるだろうか…死線を乗り越え帰還した人々と、道半ばで力尽きた人々と―。これまで語り尽くせなかった引揚げ体験者らの声を伝え、平和への熱い思いを現代に語り継ぐ感動の作品集。

目次

第1部 お咲ちゃん 悲しい大地へ、四十六年目の旅―海老名香葉子(ふしぎな夢―中国への旅1;下町の家族;異国の空で;悲しい大地―中国への旅2)
第2部 特別対談 地平線に沈む、あの赤い太陽を忘れない―海老名香葉子×ちばてつや(もう一度、この真っ赤な夕陽がみたかった;終戦の日から中国の人々の暴動が始まった;一家六人、三百キロの引揚げの旅 ほか)
第3部 大大陸に陽は落ちて―海老名香葉子×クミコ(CD解説;「大大陸に陽は落ちて」;クミコからのメッセージ)
資料 満州引揚げの歴史

著者等紹介

海老名香葉子[エビナカヨコ]
1933年(昭和8年)10月6日、現在の東京都墨田区立川で5人きょうだいの長女(4番目で女子はひとり)として生まれる。実家は釣り竿の名匠として知られた「竿忠」。昭和20年3月10日の東京大空襲で両親をはじめ家族6人を亡くし3番目の兄と共に戦災孤児に。この時、11歳。悲しみは深く幼心に平和への思いが宿った。初代・林家三平と結婚後もその思いは消えず、平成17年に私財を投じ一般社団法人「時忘れじの集い」を設立し、寛永寺内に慰霊碑、上野公園に平和の母子像を建立し寄贈。毎年3月9日に供養式を行っている。現在も講演やエッセイで自らの体験と平和の大切さを訴え続けている

ちばてつや[チバテツヤ]
本名:千葉徹弥。1939年(昭和14年)1月11日、東京築地の聖路加病院で生まれる。同年11月に朝鮮半島を経て、1941年1月旧満州・奉天(現中国・遼寧省瀋陽)に渡る。1945年終戦。翌年中国より引揚げる。1950年、友人の作る漫画同人誌「漫画クラブ」に参加。1956年、単行本作品でプロデビュー。1958年「ママのバイオリン」で雑誌連載を始め、1961年「ちかいの魔球」で週刊少年誌にデビュー。公益社団法人日本漫画家協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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侍の笛1吋

1
初代三平の奥様 自身も3月10日の東京大空襲でご両親を亡くし悲惨な体験をされた 親戚の方が満州に疎開され、日本の敗戦により満州からの悲惨な引き揚げ体験を聴き文章にしたもの この親戚の方も、もし満州に行かずに日本に残っていたなら東京大空襲で亡くなっていたかも ソ連さえ終戦間近に参戦しなければここ悲惨な出来事は起こらなかったのか? 日本が中国に対して侵略をしなければ NHKのバタフライエフェクトでドイツも敗戦後同様に侵略先で悲惨な目にあっている 戦争はやはりやってはいけない2025/01/11

やまたのばば

1
第2次大戦末期の満州での一家族の引き上げを、故林家三平さんの妻だった、海老名香葉子さんが書き上げた実話。話自体は救いようのない悲劇だが、間違いなく再度の戦争が匂い出した今、戦争の真実を語り伝えることの意義は大きい。読みやすい文体で、ちばてつやさんの漫画も挿入され、戦争未体験の世代に少しでも戦争の実話が伝わること以外に次の戦争を回避する知恵は生まれてこないと思う。2024/11/10

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