内容説明
想像力がわきおこるそんな絵本の誕生です。見て下さい、実感できますよ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
246
おおなり修司・文(と言えるのかどうか。)、丸山誠司・絵。文は実質的にはない。なにしろ「ふんがふんが」とその変奏しか語らないのだから。それでも十分に通じるのは、ひとえに絵の力。太い描線と力強いマッスに彩られた色彩とフォルムが大声で語るかのようだ。それでも単純ながら起承転結で構成されるプロットはちゃんとある。読み聞かせには、それ相応の工夫がいりそうだが、うまくはまると子どもたちにうけそうだ。 2025/03/03
シナモン
103
「ふんが ふんが」だけなんだけど、ものすごく気持ちが伝わる。ぜひ声に出して読みたい絵本。面白かったです!2022/12/05
がらくたどん
48
なかなか立派なゴリラ氏です。「ふんがふんが」とジャングルで快適暮らし。バナナ食べ過ぎで、お腹ごなしに体操・ジョギング。さてさて・ありゃありゃ・うわ~~と物語は続きますが、なんたってゴリラ氏ですからね。語る言葉は「ふんがふんが」語ですよ。あたりまえじゃないですか、ゴリラなんだもの。言葉ってもともとは気持ちを分かってもらうために仕草や表情と協力して伝えられる身体が出す「音」なんだな~ってそこはかとなく大人の私は思いますが、まあそれはそれとして。読んで楽し、聞いて楽しの絵本です。お話し会で読みたいな♪2023/01/15
oldman獺祭魚翁
27
「おのまとぺ」だけの絵本 子ども達は大喜びです。2024/10/29
退院した雨巫女。
11
《本屋》ふんがふんがだけで、成り立つなんて、スゴい。2022/10/18