感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
112
『ムッシュ・ムニエル』シリーズ第二作。絵のタッチが全く違うのに驚いた。浮世の義理を果たすため、サーカスに出演する事になったやぎの魔術師・ムニエルさん。大舞台に緊張したのか、今日は(いつも?)魔術が暴走気味。ひとつ魔術をかけようとすると、必ず二つかかってしまうので舞台は大変な騒ぎに。もしも空中ブランコの相方が突然変異したら……ここここ怖い。マンガ家だった佐々木マキ氏が絵本描き始めた時、モーリス・センダックのスタイルを参考にしたそうだ。2016/04/17
masa@レビューお休み中
108
ムッシュ・ムニエルシリーズ、初読みです。みなさんがオススメするムニエル氏にようやく対面することができましたよ。そうか、ムッシュ・ムニエルは、魔術師だったんですね。でも、最初から不穏な展開なんですよね。サーカスに出る予定だった手品師のネタをぶちまけてしまい、出られなくしてしまうのです。魔術師なんだから、手品のネタを元に戻せばよいのに、なぜだかムニエル氏がサーカスに出ることになってしまうのです。そこからが、さらに大変なことが起こるんですよね。世にも奇妙なサーカスがはじまってしまうのですから…。2015/05/18
masa@レビューお休み中
82
【再読】何度読んでも、何度開いても、そこには謎の男がいる。いや、謎のヤギ野郎と言った方がいいかもしれない。ムッシュ・ムニエルは、魔術師であるらしい。一応、魔術らしきものも使えるらしい。でも、なんだか怪しい。だって、空を飛ぶのに使うのは魔法のパイだし、よそ見してパイから落ちちゃうし、落ちて手品師にぶつかってしまうし…。それにそれに…。あっ、これ以上はネタバレになるので、この後サーカスに出ることになったムッシュ・ムニエルが何をしでかすかは見てのお楽しみです。面白いけど、決して友だちにはなりたくないかなぁ。2016/01/04
♪みどりpiyopiyo♪
45
佐々木マキさんのご本は、不思議な題に惹かれて 読んでみたくなります。■ムニエルが まほうのパイに のっかって やってきました、ゆうえんちのうえ。■魔術師ムッシュ・ムニエルが ひょんな事からサーカスに。ムニエル氏の呪文は なんだか不思議かわいいのです♡ 「タスケテー」って、きみ 魔術師でしょ 笑。■はちゃめちゃなのに、どこまでも平和な世界。のどかでコミカルな絵もいい感じ。■それじゃ、また あおう。グッドバイ!(2000年)2017/03/27
めしいらず
41
ムッシュの行く所、必ず巻き起こる珍騒動。ムッシュはやぶにらみな絵の方が、より「らしい」気がするなぁ。2014/04/20
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