内容説明
本書は、今まで古代の歌謡や万葉集について書いてきた論稿のなかから、比較的関連しあうものによって構成し、まとめたものである。
目次
第1章 和歌的形式の形成(五三七結解型長歌の形成;初期万葉における長歌の構造;額田王の一首―初期万葉歌の一側面 ほか)
第2章 和歌的修辞法の形成(枕詞―その始原性から和歌的修辞法への位相;初期万葉集における序詞表現の定着;序詞の変容―羇旅歌と地名 ほか)
第3章 和歌の胎動とその基盤(物語における歌謡の位相;『記』『紀』の物語歌の方法―人名呼称と人称転換;万葉歌における人名表現の傾向 ほか)
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