内容説明
ここにとりあげる『大乗院寺社雑事記』とは興福寺大乗院第十七代門跡尋尊の記した「尋尊大僧正記」である。本書では、史料である「大乗院寺社雑事記」に焦点を当てて、できる限り、当時の政治・社会情勢や文化について分析する。
目次
第1部 史料解説―『大乗院寺社雑事記』の世界(享徳四年;康正三年(長禄元年)
長禄二年
長禄三年 ほか)
第2部 『大乗院寺社雑事記』余論(宮内庁書陵部蔵「義政公記」について;楠葉西忍と日明貿易;宇治猿楽の時代―中世猿楽の存在形態;中世桂女の存在形態;河内守護畠山氏の系譜をめぐる諸問題)
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