内容説明
『ハムレット』は演劇としてのみならず、翻訳作品が35種。その他日本の作家に受容されて創作されたもの17種の多様さを誇る。その実体と山本有三の『無事の人』、中島敦の「わが西遊記」中の『悟浄出世』とを比較文学的に考察した清新な文学論。
目次
第1部 日本におけるシェイクスピアの『ハムレット』(その上演・翻訳・創作等の受容に関する資料;純文学作品を通してのその受容と変容の実態;エンターテイメントにおけるその摂取の実態)
第2部 外国文学作品の受容と当該作家の成熟・独自性(『無事の人』における受容状況と作家の成熟;中島敦『悟浄出世』中の引用の一節について)
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