内容説明
近代の歌の世界に孤立する秀峰、秋艸道人会津八一。その歌は清冽な泉にも似て、万葉集と重なり合いながら心の乾きを潤してくれる。会津八一の歌を愛賞すること四十有余年。その熱き私淑は、独自の解説鑑賞としてここに結実した。足跡探訪時の携行に便利な文庫本サイズ、読みやすい大きな活字…。本書を通じて会津八一の歌が、より広く知られ、さらに高く仰がれることを願うものである。
目次
箜篌の音~会津八一の声調
会津八一の歌碑(奈良県内篇;奈良県外篇)
会津八一と飛鳥
会津八一と奈良
会津八一雑記
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- 和書
- 心の平和