目次
大津皇子と草壁皇子―巻2の110番歌の排列をめぐって
あづまをみなとたなばたつめ―万葉集巻4にみる二つの恋の対応
人見ずはわが袖もちて隠さむを―万葉集巻3の269番歌の解釈
「春雨に衣は」から「春雨の心は」へ―『万葉集』巻10の1917番歌にみる異伝発生のある場合
賀茂真淵と記紀の歌謡
万葉集の歌の排列と『万葉考』―注釈の基盤にあるもの
「国ぶり」の歌から「宮ぶり」の歌へ―『万葉考』にみる注釈の一方法
『万葉集大考』にみる万葉集の時代区分
七里政要書入本万葉集の宣長説について―巻4に見る朱の書入の周辺