内容説明
SF・近未来の世界がついにやってきた。スマートフォン、タブレットPC、TV会議、バーチャルアイドル、電子書籍…。高速インターネットで、便利に豊かに回る社会。その一方で、二千年以上人間とともにあり、その文化の根幹を形づくってきた「本」の存在が揺らいでいる。本の歴史とICT技術の発展の、双方を見つめ続けてきた著者が、老舗印刷会社の経営者として、研究者として、パソコンマニアとして、父親として、愛読書家として、「本」と印刷、そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。
目次
第1章 人間と本(「本」ってなに;大震災の少年ジャンプ ほか)
第2章 コンピュータで情報を読む(デジタル時代の本のかたち;電子書籍の作り方 ほか)
第3章 インターネットと人間(ICTで便利な世の中;日曜研究者はネットで ほか)
第4章 本の未来をめぐる攻防(本づくりの歴史;活版博物館から ほか)
著者等紹介
中西秀彦[ナカニシヒデヒコ]
1956年生。1980年京都大学文学部心理学科卒業、株式会社社会行動研究所勤務後、1985年中西印刷株式会社入社、1993年、同社専務取締役。1999年‐2000年・2012年‐立命館大学非常勤講師(情報化社会論、図書・図書館史)、2002年‐大谷大学非常勤講師(情報社会論)、2005年‐日本ペンクラブ電子メディア委員、2009年‐同言論表現委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tako
ISBN vs ASIN vs OPAC
Shinji Sugiyama
ぴよ