出版社内容情報
日本図書館協会選定。2003年1年間だけで、1400冊以上出版されている絵本。書店店頭でめまぐるしく入れ替わる、膨大な絵本の中から良書を探し出すのは至難の業。日本子どもの本研究会絵本研究部は、1989年以降に日本で出版された絵本を、改めて全て調査し、絵本の現物を手元に置いて検討。絵本研究部は、幼稚園保育園、小学校、図書館、子ども文庫など子どもに関わる仕事をしているメンバーが多く、実際に読み聞かせてみた反応を見るなど、あくまで「子どもにとって良い絵本とは」にこだわって選書。一人一人が個性的な子どもたちの心に響く絵本をと、作者・出版社・ジャンル・対象年齢などのバランスを重視。「個人の趣味ではないリスト」という点が、本書の最大の特徴。特徴の第2は、索引の充実。作品別はもとより、著者別・画家別・訳者別など、様々な角度から絵本に接近できる、他書にはない索引。絵本の紹介は、全て表紙写真、タイトル・サブタイトル・シリーズ名、出版社・大きさ・初版年、など書誌的事項に解題を付けて、読みやすく資料的価値も高い。なお、1988年以前に出版された絵本の検索は、本書姉妹編『えほん子どものための500冊』をご覧ください。編者の日本子どもの本研究会は、1967年に古田足日・代田昇などが設立して以来40年弱、一貫して子どもの本の普及と研究に努力している歴史有る団体。子どもの本専門の書評誌『子どもの本棚』を月刊で出している。
内容説明
毎年1000冊以上も出版されている絵本。1989年以降に出版された膨大な絵本を、1点1点、全て手にとって吟味し、302冊厳選。子どもに読みきかせた反応等、子どもの声を反映したユニークなリスト。子ども関係者必携の絵本ガイド。幼児向、小学校低学年向、中学年向、高学年以上(中学生も含む)に分けて紹介。書名、作者名、画家名、訳者名で引ける便利な索引付。
目次
幼児向―『あっぷっぷ!』から『わんわんわんわん』まで
小学校・初級向―『あかいとり』から『わたしのろばベンジャミン』まで
小学校・中級向―『赤牛モウサー』から『わらでっぽうとよるのみち』まで
小学校・上級以上―『青い馬の少年』から『わすれないで』まで
感想・レビュー
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