絵本で育てる情報分析力―論理的に考える力を引き出す〈2〉

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  • サイズ B5判/ページ数 231p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784870771710
  • NDC分類 375
  • Cコード C0037

出版社内容情報

問いかけのポイントや具体的な方法、絵本の選び方などこの1冊ですべてマスターできます。
絵本を読むときに、子供の思考に働きかける問いかけをしてみましょう。問いかけに沿って楽しくコミュニケーションをとるうちに、子供頭の中に「絵」や「テクスト」を分析的に読み取る回路ができあがります。
そして、その回路は生活の中の様々な場面で自然に働き、子供は出会った情報を正確に理解し、自分なりの判断を的確にくだせるようになります。

目次

第1章 絵を読む力とテクストを読む力を引き出す
第2章 絵本を読む技術「絵の分析」
第3章 絵本を読む技術「テクストの分析と解釈・批判」
第4章 絵本『手のなかのすずめ』
第5章 解答例

著者等紹介

三森ゆりか[サンモリユリカ]
つくば言語技術教育研究所所長。朝日カルチャーセンター講師。日本言語技術教育学会会員。モンセラ・サルト理論に基づく読書へのアニマシオン協会会員。平成13年度文化庁主催国語施策懇談会パネリスト。平成14年度文化庁主催日本語教育大会パネリスト+分科会講師。東京生まれ。中高の4年間を旧西ドイツで過ごす。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。(株)丸紅勤務後、上智大学文学部博士前期課程中退。1984年~1988年外交官の子弟を対象とするドイツ式作文教室を主催。1990年につくば研究学園都市に言語技術教室(現「つくば言語技術教育研究所」)開設
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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35
初版2002年。絵本の読み方をもっと深めたくて手に取りました。が、一度読んだくらいでは理解できず。絵本と一言で言っても、絵だけのもの、絵と文章のものなど様々ですし、絵の描き方によっても異なるので、本当に奥が深い。絵本を読んだ後に、どんな言葉をかけるかなども書かれています。どんなふうな言葉がけが適切なんだろう。巻末に例も載っていますが、これを自分一人でするとなると難しそう。。機会があれば、再読したいです。2017/01/14

魚京童!

15
日本だと仲間はずれになると思う。2017/05/10

みちょ

7
絵本を読んだあとにあれこれ質問すると言うのが、私はあまり好きじゃないので、そう言う方法もあるんだなーという感じで見ました。2011/02/16

E

6
絵本を読み終わった後に、ついついいろいろ尋ねてしまう。同じ問いかけをするなら、子供の能力を伸ばせるような心がけを持った問いかけのほうがよかろうと思って、その手の本をいろいろ紐解いているけど。この本はかなり収穫があったので、何度も何度も読みたいと思う。図書館で借りたけど早速注文。ぽち。2009/06/24

みにみに

5
分析的な絵本の読み聞かせ、なかなか実践は大変だな、という印象です。まさしく親がそういう教育を受けてないから。今までは割と読みっぱなしだった絵本の読み聞かせのとき、もっと質問したり、じっくり絵を見たり、おしゃべりを増やしてみたら、子どもはとても楽しそうでした。2016/03/03

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