内容説明
教育は、3密(親密・緻密・濃密)の土壌で花ひらく。授業はUnknown Questionと向き合い、追究する力をみがく知的な稽古場である。教師としての“腕”を研ぎつづけ、「授業」の中で子どもと出逢う“仕合わせ”をかみしめよう。
目次
第1章 “遠い国からやってきた旅人”として迎える子どもたち(子どもは“遠い異国からやってきた旅人”である―幼稚園の先生にリモート講演;35歳の少女―25年間眠りつづけて『モモ』の世界を教える ほか)
第2章 Society5.0時代になっても教育は変わらない(コロナ禍を生きている子どもたちに薫風を;ソーシャル・ディスタンス―「3密」を回避しながら、親密・緻密・濃密を志向する学校社会 ほか)
第3章 「令和の日本型学校教育」改革は子どもの知を磨くか(「学びの質の深さ」を不問にする―「令和の日本型学校教育」改革;教師は豊饒な「教える」から遠ざかっていいのか ほか)
第4章 斎藤喜博に学ぶ―「優れた授業」から深く学ぶ教師に(ぽつらぽつら・どろどろ・もやもや―斎藤喜博が心を躍らせる授業の「このとき」;チコちゃんに叱られる!―斎藤喜博校長が指揮・演出する卒業式 ほか)
著者等紹介
佐久間勝彦[サクマカツヒコ]
1944(昭和19)年千葉県生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒業。同大学院修士課程(教育学専攻)修了。神奈川県川崎市立中学校に社会科教諭として6年間勤務したのち、1976(昭和51)年より千葉経済大学短期大学部に勤務。現在、千葉経済大学学長。千葉経済大学短期大学部学長。附属高校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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