内容説明
2006年4月の診療報酬改定は、過去最大の下げ幅となりました。昨今の経済情勢や保険財政の状況等を踏まえ、厳しいものとなったといえます。奥深い診療報酬の請求業務に精通することはもちろん、日進月歩の臨床現場への対応など、一歩ずつでも理解を深めていくことが求められています。この度、医学通信社から2007年改訂版のお話を頂きました。『月刊/保険診療』に連載中の「パーフェクトレセプトの探求」の事例も数多く収載し、できるだけわかりやすく、見やすく、お役に立つようにと心がけて、加筆修正をいたしました。
目次
請求もれ篇(請求もれとは何か;請求もれの原因;請求もれを防ぐために;初・再診、医学管理の請求もれ;在宅の請求もれ ほか)
審査・審定篇(審査のしくみ;薬剤の査定;処置・手術・麻酔の査定;検査の査定;画像診断の査定 ほか)
著者等紹介
麻生玲子[アソウレイコ]
1971年レセプト請求事務をはじめる。その間東京都薬事審議会委員を歴任。1988年株式会社日本医療事務センター入社。1992年同社企画開発本部開発室課長(コンサル担当)。1996年開発本部医療経営研究室室長(診療情報管理士)。1997年人材開発本部医療経営研究室室長。2002年医療開発部顧問。2004年医療経営研究室特別主幹他。2005年株式会社日本医療事務センター退社。健康保険医療情報総合研究所勤務、DPCセンタージェネラルマネージャー。東京大学医学部附属病院勤務、総合研修センター顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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