回想の昭和

回想の昭和

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  • サイズ B5判/ページ数 121p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784870551022
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0023

内容説明

昭和天皇晩年の侍医であった著者の折にふれての回想をつづったエッセイ・グラフ集。

目次

思い出(昭和六十二年四月二十九日天皇誕生日;昭和六十二年五月佐賀県へ最期の植樹祭;昭和六十二年七月那須御用邸 ほか)
徒然なるままの随筆(定期拝診御格子;お目覚め;新聞記者との問答 ほか)
グラフ集(昭和天皇・香淳皇后;太平洋戦争;今上天皇・美智子皇后

著者等紹介

伊東貞三[イトウテイゾウ]
昭和4年東京都に生れる。昭和30年東京大学医学部卒業。昭和36年同大学医学部生物系研究科修業、医学博士。昭和58年より昭和64年昭和天皇香淳皇后侍医。平成元年より平成12年香淳皇后侍医。現職、小田原循環器病院医療顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふう

6
昭和天皇の侍医だった作者の陛下晩年の思い出の数々。後半のグラフ集も含めとても興味深く読了。本当に身近にいた人の率直なエピソードはどれも印象的。出身の東大病院のことを「あの病院はよく死ぬのよね」と言われどきどきしたこと。吐血されたものを震えながら始末している時「伊東、今日は満月だよ。その障子を開けてご覧、きれいだ」と言われたこと。陛下の呼吸が止まり「昭和64年は来ない」と思ったその時、看護師が陛下の胸をタンタンと叩くと呼吸が戻ったこと。1月7日のその瞬間、「すべてが終わった、昭和が終わった」と思ったこと…。2016/05/06

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