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がんなどの身体疾患が誘発するうつ病の早期発見と心のケア―各診療科で“合併症”としての「うつ病」を見落とさないためのポイント

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  • サイズ A5判/ページ数 110p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784870541788
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3047

内容説明

身体疾患を有する患者で、うつ病を併発しているケースは10~30%と高頻度であるという。このうつ病を放置しておくと、身体疾患のほうの病状を悪化させたり、回復を遅らせることにもなる。精神科の専門家以外の医師や看護師なども、身体疾患とうつ病の関係をよく理解し、早期に発見して対応することが大切なのだ。

目次

第1章 身体疾患と「うつ病」(身体疾患と「うつ病」の関係;様々な身体疾患における「うつ病」 ほか)
第2章 「うつ病」の発見と治療(「うつ病」の特徴;「うつ病」早期発見の基本 ほか)
第3章 サイコオンコロジーの基礎知識(サイコオンコロジーとは何か;がんと「うつ病」 ほか)
第4章 インフォームド・コンセント(インフォームド・コンセントの基本;インフォームド・コンセントの技術 ほか)
第5章 患者や家族とのコミュニケーション(コミュニケーションの第一歩;落ち込んだ患者とのコミュニケーション ほか)
巻末付録(サイコオンコロジー外来の一例―関西医科大学附属病院心療内科;がん患者のサポート組織―ジャパン・ウエルネスの活動 ほか)

著者等紹介

野木裕子[ノギユウコ]
ルポライター。神戸女学院大学文学部社会学科卒業。主な専門分野は、医療、福祉、その他の身近な社会問題

山脇成人[ヤマワキシゲト]
広島大学大学院・精神神経医科学教授。昭和54年広島大学医学部卒業。同神経精神医学講座入局。昭和56年国立呉病院精神科勤務。昭和57年米国ワシントン大学医学部に留学(科学技術庁在外研究員)。昭和60年広島大学より医学博士号を授与。平成元年国立呉病院精神科医長併任。平成2年広島大学医学部神経精神医学講座教授。平成14年広島大学大学院・精神神経医科学教授。国際神経精神薬理学会事務局長、理事。国際双極性障害学会理事。国際老年精神薬理学会理事。アメリカ悪性症候群協会顧問・理事。日本神経精神薬理学会理事。日本生物学的精神医学会理事。日本サイコオンコロジー学会代表世話人。日本精神神経学会評議員。日本総合病院精神医学会理事。厚生労働省・がん研究「がん患者の精神症状発現要因の解析及びその対応に関する研究」主任研究者、厚生省「がん患者のQOL向上と緩和医療に関する研究班」主任研究者、厚生省「終末期がん患者の苦痛緩和に関する研究」分担研究者、その他
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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