内容説明
介護機器の選択・調整は、「どのような介護機器があるか」という商品についての知識を持っているだけでは行えない。“人の身体の動き方”や機器の使い勝手を決めていく“要素”についての知識を持ち、さらに介護機器の使われる環境との兼ね合いや、介護機器を含めた介護場面全体をイメージしてマネージメントしていく総合的な能力が必要とされる。本書では、品目ごとにこれらの事柄をまとめるとともに、さらに読者の利便を図るため「利用類型者別」に望ましい規格を整理して、該当すると思われる既製品をカタログ写真で紹介する。
目次
第1章 介護機器の基本(はじめに―介護機器はなぜ必要か;介護機器導入の流れ)
第2章 ベッド・ベッド柵・エアマット(ベッドの基本知識;ベッドを選ぶ時のポイント ほか)
第3章 離床用具(リフターと吊り具の基本知識;スライドパッドの基本知識 ほか)
第4章 車いす(車いすの基本知識;車いすの各部の機能と選ぶ時のポイント ほか)
第5章 排泄補助用具(排泄補助用具の基本知識;排泄補助用具の種類 ほか)
著者等紹介
大渕哲也[オオフチテツヤ]
理学療法士。1962年、新潟県生まれ。1985年、倉敷市川崎リハビリテーション学院卒業、理学療法士免許取得。岡山県環境保健部公衆衛生課に勤務し、市町村機能訓練事業などの当時始まったばかりの市町村老人保健事業に係わる。その後、新潟県内にて急性期外科病院・精神科病院・民間企業などに勤務しながら、一貫して在宅障害高齢者支援活動に携わる
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