内容説明
本書は、医療現場で看護婦が直面する臨床検査に関して、従来の本ではあまり触れられていない検査の実際（方法）、検査前後の看護の手順（患者への説明、検査前の処置、検査後の管理など）について、医療の現場で直接に携わっている看護婦・臨床検査技師の方々にまとめてもらった。特に、臨床検査を行う場合の患者さんへの対応の実際について、患者さんとの問答例をあげ、実地に即した看護ケアでの注意点がよく理解できるようにしている。
目次
１ 検体検査（検体検査の基本知識；血液検査；細菌検査 ほか）
２ 画像検査（ＣＴ（コンピュータ断層撮影）検査
脊髄ＭＲＩ検査
ＲＩ（核医学）検査 ほか）
３ 各科の検査（脳・神経系の検査；循環器系の検査；呼吸器系の検査 ほか）
著者等紹介
高木康［タカギヤスシ］
１９７６年昭和大学医学部卒業。１９８０年昭和大学医学部大学院（内科系臨床病理）卒業、昭和大学医学部臨床病理学教室。１９８２年昭和大学医学部臨床病理学講師。１９８４～８６年米国Ｓｃｒｉｐｐｓ Ｃｌｉｎｉｃ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｆｅｌｌｏｗ。１９８６年昭和大学医学部臨床病理学助教授
松田厚恵［マツダアツエ］
１９７２年東京衛生学園高等看護学校卒業。１９９１年昭和大学病院看護部長。１９９２年昭和大学評議員。１９９９年昭和大学病院附属東病院看護部長を兼務
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