内容説明
新指導要領通りの指導では、子どもたちの学力が低下することは目に見えています。文部科学省もその危険を感じているのでしょう。指導要領を越えた内容を指導してよいとのことですから、過去の研究と実績をもとにさらにこれらに磨きをかけ素晴らしい教育実践をしたいものです。本書は、そのための1つの研究資料として、著者のプランをしたためたものです。
目次
算数教育の目的
新指導要領はどう変わったのかおよび教育課程試案
重要教育内容の指導をどうするか(1年生(数概念;1位数のたし算・ひき算 ほか)
2年生(3位数・4位数の数概念;3位数-3位数 ほか)
3年生(2・3位数×1位数;2・3位数×2位数 ほか)
4年生(大きな数(億・兆までの数)
2・3・4位数÷2位数 ほか)
5年生(小数のわり算;分数 ほか)
6年生(単位あたり量(物質密度・濃度)
割合・倍 ほか))
著者等紹介
和田常雄[ワダツネオ]
1929年東京生まれ。現在、元大東文化大学非常勤講師、数学教育協議会常任委員
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