内容説明
アメリカは何といっても豊かな国であり、広大な国である。この国は外国との関係なしにも十分に生きられるだけの凄さを持っている。アメリカに対して、日本がなくても困らないかなどの聞くのは愚問である。しかし、現代の日本はアメリカなしで生きられない。この相違を考えれば、日本人はもっと真剣かつ謙虚にアメリカを知っていいのではなかろうか。
目次
序章 問題の所在―重大な転換期
第1章 土着化の模索―ホンダ・オハイオ
第2章 新たなる実験―ニッサン・テネシー
第3章 現地化の先駆―YKK・ジョージア
第4章 「独禁法」訴訟―アメリカ・ミノルタ
第5章 ハイテク投資に照準―米国三井・三菱・伊藤忠
第6章 断絶の放置―ロビイスト外交