内容説明
子ども達は時として、「決断」をせまられる。その時に、親と子で迷い、考え、試行錯誤して最善の方法を見つけていく。その段階で子どもが納得しているか否か、ここに大きな意味があるのです。お父さん、お母さん、自分を信じて進む道を選び、笑って生きていける子ども達を育てていきましょう!本書では、子ども達が決断してきた場面を、様々ケースを交えて紹介しています。
目次
1 結果だけで、子どもの幸せは測れない
2 希望の道を歩く
3 悲しんでいる子ども達
4 決められない子ども
5 花開く力
6 社会もその力を求めている
7 どうすれば「決める力」は育つのでしょう
8 子どもが歩き始める時に
9 コミュニケーションの力
10 家庭での会話復活
11 不幸な子どもを減らすために
著者等紹介
樋口綾子[ヒグチアヤコ]
奈良女子大学家政学部卒、九州大学大学院修士課程修了。家庭科教師として公立中学校で20年間教鞭をとる。教育委員会勤務の後、小中連携校・中学校で校長を務める。その間、福岡市中学校道徳教育研究会会長、福岡市中学校長会人材育成委員長を務める。現在は九州栄養福祉大学教授。栄養教諭を目指す学生に教育学を教えながら、思春期の子ども達の非行防止や子育てについて講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。