内容説明
過激な原理主義・国家主義・ポピュリズムがあふれかえる現代社会に、二人が抱いた思想は、どんな希望の光を指し示すのか。
目次
第1部 アルベール・カミュ(人間のいない自然―カミュの原点;不条理の論理と神の拒否;レジスタンスとヒューマニズム;ニヒリズムとの闘い;罪と裁き;芸術家の使命)
第2部 シモーヌ・ヴェイユ(「小さきもの」への献身―シモーヌ・ヴェイユの生き方;社会集団と偶像崇拝;キリスト教と偶像崇拝;真の神;霊的結婚と遡創造;真実の信仰と救い;ヴェイユ最期の日々;カミュとヴェイユにおける信仰と愛)
著者等紹介
林裕之[ハヤシヒロユキ]
西南学院大学文学部卒業。西南学院大学大学院文学研究科修士課程修了、博士後期課程単位取得満期退学(フランス現代思想・文学、宗教哲学専攻)。元西南学院大学、西日本工業大学非常勤講師(フランス語担当)。現在、山口県立長府高等学校教諭(倫理、政治・経済担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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