内容説明
戦国時代を秀吉とともに駆け昇った昇龍は、筑後に“水華の国”を築いた。初代筑後国主田中吉政の生涯とその足跡から、現代に通じる“トップの資質”を読み解く。
目次
第1章 天下人との出会い―企業として生き残る道を探る
第2章 秀吉を支え、戦国時代を駆け昇る―現状分析と問題解決力/諦めず、成功するまでやる/ブランド構築/広告費を惜しまない/常識に囚われない
第3章 秀次の筆頭家老―とことん仕える/手柄は部下に、責任は自分に/いつでも馬謖を斬る/周囲の協力を得る
第4章 吉政の国づくり―現場を重視する/人を活かす/奢れる者久しからず 謙虚さは自信の表れ
第5章 時代を読む力―時代を読む/「仁」「義」「礼」を疎かにしない/トップとしての品格を保つ
第6章 筑後国主―夢を示すこと/デザイン力を養う
第7章 土木の神様―部下のやる気と可能性を引き出す/部下の幸せを追求する/見た目の数字ではなく、質を大切にする/弱音を吐かない、常に強気でいる
余禄 改易、そしてその後の田中氏
著者等紹介
半田隆夫[ハンダタカオ]
昭和13(1938)年、大分県中津市に生まれる。大分舞鶴高校、九州大学大学院文学研究科修士課程(史学専攻)修了。九州共立大学、放送大学福岡学習センターを経て現在は、福岡女学院大学生涯学習センター講師。平成8(1996)年12月「神神と鯰」、平成11年2月「神佛と鯰」、平成17年2月「神佛と鯰 続1」のテーマで、東京・赤坂御所にて秋篠宮殿下に御進講
箱嶌八郎[ハコシマハチロウ]
昭和15年福岡市生まれ。修猷館高校、早稲田大学第一政経学部卒。商社勤務後プラスティック加工業を興す。定年退社後、建築設計事務所経営。人間分析学四柱推命学現代看法大乗推命学会、及び現代家相研究会会長。小説「ヤマシャクナゲ」で文芸思潮第1回銀華文学賞奨励賞受賞。小説「父のソフト帽」で、第23回森鴎外記念北九州市自分史文学賞大賞受賞。季刊「九州文学」同人。講道館柔道5段(早大柔道部OB)、黒田藩伝柳生新影流居合術6段
宇野秀史[ウノヒデフミ]
昭和40(1965)年熊本市生まれ。熊本県立第二高校、京都産業大学経営学部卒業後、地元出版社で経済誌の営業を担当。2007年7月独立、コミュニケーションの促進を目的としたツールの企画・製作、人と人、企業と企業をつなぐ活動に力を入れる。2011年7月中小企業向けビジネス情報誌「Bis・Navi」を創刊。株式会社ビジネス・コミュニケーション代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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BIN