内容説明
この物語は、多くの武将たちが勢力争いに明け暮れる戦国の乱世にあって、戦のない平和な時代を作ろうとした黒田官兵衛と、時代に翻弄された宇都宮鎮房の戦いを中心に描かれています。
著者等紹介
宇都宮靖[ウツノミヤヤスシ]
1926年1月、中津市三光下深水に生まれる。大分師範学校卒、小学校教員等を務めながら、俳誌「石」「港」、同人として、句作、文化総合誌「耶馬台」で、随筆、小説、俳句の掲載を続ける。中津市豊田小学校校長を定年退職後、NHK学園俳句添削講師、俳句教室指導者、「耶馬台」編集委員、剣道7段で少年剣士の指導等幅広く活動する。中津市小平法華寺に句碑「雨後の古墳息づく藪椿」がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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plum
2
著者は小学校教員をしながら,俳句・随筆・小説を創作した。郷土史家でもあるので,有名な黒田家譜などの出典以外に,宇都宮氏の資料も参照している。ゆえに,とても人間臭い長政像がえがかれている。いまでも中津市には姫路や博多の町名があったり,黒田家臣子孫の菓子店などがあったりする。戦国時代四百年前の日本はどのような社会だったのだろう。「軍師官兵衛」めぐりの一環で,先ごろ長浜市木之本町をたずねた。賤ケ岳の戦も2か月余り要したことをかの地で説明されて,俄かに実感がともなってきた。2014/09/17
キュービックボロンナイトライド
0
栗山善助と息子の大膳を混同したような記述が目につく。確かに名前はにてるけど、本にするならこんな間違いは致命的。2015/03/20
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