内容説明
七十数基もの石橋が現存する日本随一の石橋の町、宇佐市院内。日本一の石橋の町には、押しも押されもせぬ稀代の名棟梁がいた。なぜ、人は彼を石橋王と呼んだのか？
目次
巻頭グラビア
石橋王と呼ばれた男 松田新之助
人の心をつなぐ架け橋―発刊によせて
『ニッポン発見記』より石橋巡礼―院内町（大分）
日本一の石橋の町「院内」をめぐって
資料編
著者等紹介
瀬井恵介［セイケイスケ］
福岡のデザイン事務所、広告代理店勤務後、１９９６年にデザイン工房・Ｓｅｉを設立。１９９６年に、第３８回小学館新人コミック大賞・児童漫画部門「藤子不二雄賞」受賞。１９９８年より、日本デザイナー学院九州校にてまんが科講師。２０１２年より、北海道芸術高等学校福岡キャンパス講師。２０１２年より、北九州市漫画ミュージアム漫画教室講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしうし
3
大分県宇佐市院内町には多くの石橋（70基以上）があり、その代表的な石工である松田新之助の生涯を主にマンガで紹介した書籍。院内地区の石橋の存在は知っていたが、恥ずかしながら、その大半は江戸時代後期から幕末にかけてのものと、勝手に思っていた。そうではなく、その大半は大正時代後半頃の建設で、案外に新しい構築物であることがわかる。なお、後段の文章による解説は散漫。2019/06/11
