内容説明
在学中に娘が後輩として入学してきた!?不良中年オヤジの夜間高校生奮闘記。
目次
願書を貰いに学校へ
我が家の突然の崩壊
家族離ればなれの生活
十六歳の旅立ち
劣等感
入学試験・そして合格発表
入学式とクラスメート
携帯電話は必需品?スポーツ大会
最初のテスト
ホームルーム〔ほか〕
著者等紹介
杉尾好男[スギオヨシオ]
1949年宮崎県西都市生まれ。1964年4月私立・宮崎中央高校商業科第一期生入学(現鵬翔高校)。1965年1月家事都合にて中途退学、2月大阪へ(繊維会社へ入社)、22歳で東京地図出版(株)大阪営業所入社。1993年3月(有)ワイエムツー出版サービス創設。2000年4月大阪市立中央高校学年制課程商業科入学。2004年3月卒業。現在、大阪市立夜間定時制高校を守る会で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mumiu
28
はじめるのはとても勇気がいること。続けるのはもっと難しいこと。50にして定時制高校に通い、見事に卒業したイカしたオヤジの物語。入学するのは比較的難しくなさそうだけど、卒業まで頑張るのは並大抵じゃない学校です。最後までやり遂げた杉尾さん、天晴れです。2014/08/10
なるみ(旧Narumi)
8
偶然観たドキュメンタリードラマ「お父さんは高校生(http://www4.nhk.or.jp/P3048/)」がよかったので原作を読んでみました。家庭の事情で高校をやめ働かざるをえなかった杉尾さん。50歳で定時制高校に入学、卒業を目指します。家庭では一人娘が学校に行けなくなり、仕事も家庭も勉強も大変でしたが、ただただ地道に前を向いて進もうとした杉尾さんの日々が綴られています。ドラマ・原作本共に杉尾さんの気さくなお人柄が伝わってきて、だからこそ読みやすかったのかと。卒業式で杉尾さんが読まれた答辞は心うたれま2014/06/21
うさっぴ
6
面白かった。50歳にして、仕事を続けながら夜間高校をきちんと4年で卒業した著者はすごいなと思った。2015/01/27
鬼平
2
オヤジがんばれ!そんな気にさせてくれる1冊です。2012/06/22