内容説明
これは雨森芳洲の説いた「誠信の交わり」で日本の通信使縁地を結んだ対馬発の物語である。釜山の通信使ウィーク日韓議員連盟設立など21世紀「日韓の懸け橋」となった通信使。その顕彰・交流事業の全貌を明かす。
目次
第1章 対馬に吹き始めた新しい風
第2章 善隣友好の道へ
第3章 ゆかりの地を結ぶ
第4章 大韓海峡を越えて
第5章 拡大する日韓交流の輪
第6章 朝鮮通信使に光
第7章 身辺雑記
著者等紹介
嶋村初吉[シマムラハツヨシ]
1953年12月1日、大分市佐賀関町生まれ。慶應義塾大学文学部国文科卒業。奈良新聞社、産経新聞社を経て、西日本新聞社へ。九州の中の朝鮮文化を考える会代表。アクロス福岡文化誌編纂委員会委員、福岡県人権啓発情報センター運営協議会委員、宮本常一を語る会主幹世話人。韓国・釜山広域市にある釜慶大学校・東北アジア文化学会の日本側理事を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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