内容説明
本書は、福岡城の櫓の払下げ時の状況を少しでも明らかにして、「問題の残る祈念櫓と消えた月見櫓」、そして、「両大手門」のなぞについて考察したものである。
目次
1部 大正寺建立と玄外和尚(小倉藩と小笠原家;『大正寺建立縁由記』;『如意録』ノート ほか)
2部 福岡城の櫓の推移について(明治期の城郭と文化財保護;福岡城祈念櫓;鉄物櫓の爆発と姿を消した月見櫓 ほか)
3部 上の橋大手門と下の橋大手門について(福岡城大手門;石田耕古画伯;『福岡市埋蔵文化調査報告書第七七二集』 ほか)
著者等紹介
荻野忠行[オギノタダユキ]
1939年生。九州大学文学部卒。藤香会理事。福岡城四百年記念事業実行委員
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