内容説明
親をホームに預け放し最期にも駆け付けない紳士・淑女もいる。現場のオーナーが見た入居者の生きざま・死にざま。
目次
男は純情で弱い
生まれたままの姿で
脚の色気は団十郎ばり
老妻は冷酷そのもの
のんびりのほほん
どちらが幸せか
元学長様の最期
お葬式って何
老いても男の証
二人の遅い春〔ほか〕
著者等紹介
岩城祐子[イワキユウコ]
1924(大正13)年、東京に生まれる。日本女子大学家政学部第2類卒業。私立幼稚園の立て直し、損保代理店、自動車教習所、タクシー会社、女子学生会館等の経営に携わったが、1980年、57歳で介護付きの都市型有料老人ホーム「シルバーヴィラ向山」を開設、その分野での草分けとなる。現在は同ヴィラおよび長期滞在自立型ホーム「アプランドル向山」の経営を長男夫婦にゆだね、2000(平成12)年開設した特別養護老人ホーム「創生苑」の施設長として、高齢者のケアにいまなお専念している
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