内容説明
食べ過ぎ?いいえ、病気です。ストレスから過食、さらに嘔吐、下剤まで…。過食症の壮絶な日々!―仕事も友達も失って、著者はどうしたか。
目次
第1章 暴走する食欲
第2章 やせたい!
第3章 吐く快感、吐かない不安
第4章 ついに下剤まで…
第5章 病気とわかっても…解決しません
第6章 仕事、友人、すべてを失った後に
対談 理解されない過食症の辛さ
著者等紹介
高橋カオリ[タカハシカオリ]
1977年、大阪府生まれ。出版社、編集プロダクションでのライター勤務を経てフリーのイラストレーターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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くさてる
15
いわゆる過食嘔吐の体験を語ったエッセイマンガです。読みやすく、過食嘔吐になったひとの精神状態も良く分かる内容ですが、嘔吐の具体的なやりかたまで掲載しているのはどうかな?と思いました。2014/11/22
ヨータン
10
過食症って、こんなに壮絶だったとは思ってもみませんでした。単にストレスによる過食がエスカレートしただけなのかなと思っていたので。私は過食症にはならないと言う自信はあるけど、食べ過ぎてしまったという罪悪感から、さらに過食してしまうと言うのは、よーくわかります。2014/01/15
のり
7
吐き方講座には、詳しく載せていいものなのかと大変驚きましたが、過食症の生活を知ることができました。毎日これだけ食べるとなると食費もかなりの額だったと思います。自分が病気という意識が全くなかったということにも驚きました。2016/11/10
れい
6
【図書館】摂食障害にも色んなパターンがありそうと感じた。著者は依存対象としての摂食行為があって、他の依存対象ができると、すっかり前に取りつかれていたものからは離脱できるタイプのよう。ストレスは、依存を悪化させる。アル中も、アルコールに依存し、アルコール耐性の強い体質に生まれたからなるけど、元々はストレスが原因。コーピングスキルを上手く身につけれるような対処法がいるのかな。食べて吐くのは体力もお金も失う大変な行為。辛かっただろうけど乗り越えられて良かった。2018/07/17
ニャニャニャニャ
6
面白かった。アル中になっていく気持ちも一緒かも知れない。「飲まなきゃ飲まなきゃ」って休みのたびに夜のたびに思う。解決策はこの人と一緒。忘れてしまうこと。いつも、「いつか、、、」と言ってることを一つづつやればあっという間に時間は過ぎて飲んでる暇なんかなくなるんだ。とりあえず今日は飲むのやめよう!2017/08/27