感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
GREEN
21
石原さんはどっちかと言えば無骨な感じの絵柄で軍人とか描いてきたのに、この作品から突然入谷というとんでもない色気の男を出して来た事にも衝撃でした。 あふPを読んで石原さんの評価が変わりましたね~。 そしてこの時初で石原さんのエッチシーンを(朝チュン以外)読んで、エッチシーンが無骨でちょっと笑ってしまいました。 今読んでもやっぱり描き慣れてない感で新鮮ですね2015/11/29
nono
13
BL 漫画。完結巻。入谷を挟んでいがみ合う木津と春日。身体の関係があっても決してオンナにはならない入谷の前向きな姿勢が好感。家族に振り回される木津も自分を見つめ直し、決断を。決して流されず並び立つ二人の話は、高校生の恋とは思えない未来への一歩だったようです。木津の友人の彦根の壮絶な過去にも吃驚。書き下ろしでの未来の姿にもほっこりしつつ楽しく読了。2017/04/17
たまこ
13
1997年ごろの旧版コミックス6冊分を文庫3冊に収録。高校生の青春映画を見ているようでした。10代の自意識、葛藤、張り詰めて苦しい感じが物語中ずっと続いていてヒリヒリする感じだった。恋愛にとどまらない重みのある話。でも色気は抜群にあった。描き下ろしの番外編では大人になった木津と鉄央を見られて安堵。2015/04/05
みずほ
7
評価 ★★★★☆ 完結編。木津が家庭の事情で日本を離れることになる。一方で、鉄央にも、主演した自主映画が注目され、新たな道が開ける。二人が大人になった番外編が3巻ともに収録され、ずっと離れない二人の絆が嬉しかった。光る脇役だった彦根の番外編・・・あの飄々とした彦根にこんな壮絶な過去があったとは驚き。大人になった良太も見てみたかったな。ベタベタした甘さは皆無なのに、木津と鉄央の間に漂う空気はとても色っぽい。特に鉄央の流し眼は凶悪。基本甘口BLが好きだが、たまにはちょっとスパイシーなBLを読むのもいいものだ2010/09/29
そらねこ
5
電子・au 2016/05/02