内容説明
本書は、この国を代表する一人の報道カメラマンがイラクで命を投げ出す覚悟をするに至った壮絶な生涯を辿りながら戦場ジャーナリストとして地べたを這いずり回りながら培った独自の人生哲学を模索するものである。
目次
1章 戦場に咲いた花々(幼少期の記憶から父親を奪った戦争;生涯をかけて考えることになる“問い” ほか)
2章 世界に伝えた潜入スクープ(世界に発信した国際的スクープ;米国への貢献が生んだもの ほか)
3章 選ばれた死の地イラク(米国が描いた“日本占領の再来”;米軍の首都侵攻 ほか)
4章 歴戦の古参兵への視線(二転三転した情報;現実になってしまった家族の心配 ほか)
5章 天職として伝えた生きる目的(日本との決別;この国への愛ある批判 ほか)