内容説明
ヒトラーが鷲の巣に隠したワインを発見したベルナール・ド・ノナンクール。対独レジスタンスに参加し、ゲシュタポに追われたモーリス・ドルーアン。ドイツ軍の捕虜となり、収容所で五年を過ごしたガストン・ユエ…。―ワインを愛するすべての人々に贈る、感動の実話。
目次
１ ブドウを慈しむ
２ さすらう人々
３ ワイン総統
４ ワインを隠せ！
５ 空腹の時代
６ 戸口に狼
７ 祭り
８ 宝を守る
９ 鷲の巣
１０ 対独協力者
１１ それぞれの帰還
著者等紹介
クラドストラップ，ドン［クラドストラップ，ドン］［Ｋｌａｄｓｔｒｕｐ，Ｄｏｎ］
テレビのニュース記者を務めたのち、執筆活動へ場を広げる。現在、夫妻で、パリとノルマンディを行き来する生活を送っている。娘がふたりいる
クラドストラップ，ペティ［クラドストラップ，ペティ］［Ｋｌａｄｓｔｒｕｐ，Ｐｅｔｉｅ］
現在はフリーランスで、フランス人の生活についての記事等を執筆。現在、夫妻で、パリとノルマンディを行き来する生活を送っている。娘がふたりいる
村松潔［ムラマツキヨシ］
１９４６年東京生まれ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいちょ。
3
ワインが生活に密接な位置に在る国フランスが、戦時下にどう生き延びてきたのか。 なかなか興味深い一冊。 これは間違いなく、手元に残す本だろう…2015/05/20
あいちょ。
2
『人生で影響を受けた本100冊』登録。2020/03/19
ぞだぐぁ
1
図書館が定期的に行っている特集棚でワインについての本が纏められている中で発見。WW1後位からWW2後位のフランスのワインに関わる人々の話。フランスの銃後史の１つ。2018/11/02
