日本人はなぜかくも卑屈になったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 226p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784870315761
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

内容説明

北朝鮮、靖国神社、イラクの問題で、日本および日本人が「毅然」とできないのはなぜか?むろん、訳がある!日本歴史の欺瞞・歪曲・隠蔽・捏造を精神分析する、岸田「史的唯幻論」の新展開。

目次

第1章 なぜ日本の「戦後」は終わらないのか
第2章 なぜ明治人は「プライド」を回復できたのか
第3章 なぜ日本人は「万世一系」を信じたのか
第4章 なぜ日本は中国・韓国に「謝罪」し続けるのか
第5章 なぜ全共闘・連赤・オウムは「妄想的」なのか

著者等紹介

岸田秀[キシダシュウ]
1933年、香川県に生まれる。1956年、早稲田大学文学部心理学専修卒業。現在、和光大学表現学部教授。人間は本能の壊れた動物であり、幻想や物語に従って行動しているに過ぎない、という唯幻論をもとに、個人の神経症や性の問題のみならず、文化・社会・歴史など幅広い分野にわたって考察する

小滝透[コタキトオル]
1948年、京都市に生まれる。1974年、金沢大学法文学部中退。1979年、王立リヤド大学文学部アラビック・インスティテュート卒業。豊富な学識で文化・宗教・歴史などの分野に切り込む気鋭のノンフィクション作家
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