古民家暮らし私流―千秋万歳自家自讃

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  • サイズ B5判/ページ数 119p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784870315242
  • NDC分類 521.86
  • Cコード C0095

内容説明

漆喰と無垢の木、移築再生を通して古民家暮らしに感じる心と美、その魅力をあますところなく伝える。

目次

第1章 わが家の陰影礼讃(終の宿;玄関アプローチ ほか)
第2章 古民家暮らしの醍醐味(無の空間美、柱と梁と漆喰と;障子越しの梅見 ほか)
第3章 置いて使って暮らしになじむこだわりもの図鑑(古材を再生;一本の欅から生まれた四つのテーブル ほか)
第4章 わが家に生きる匠の技(大工;左官 ほか)
第5章 「家は森」この家に使われている木の図鑑(適材適所;十五本の気になる木 ほか)

著者等紹介

清水康造[シミズコウゾウ]
1940年、東京生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、円堂政嘉建築設計事務所入所。73年ISS総合計画事務所設立。スポーツ施設設計の他、住宅設計を数多く手掛ける。86年Gプランニングアソシエイツ一級建築事務所設立。得意分野は古民家再生住宅。特に自然素材を使用した、長く住み続けることのできる住宅

石川るい子[イシカワルイコ]
1942年、東京生まれ。多摩美術大学油絵科中退。メタモル出版勤務。音楽書、児童書、各種雑誌等の編集に携わる。短歌誌「勁草」会員。国際フランツ・シューベルト協会運営

松浦秀介[マツウラシュウスケ]
日本大学芸術学部写真学科卒業。秋山庄太郎に師事後、フリーの写真家として活動。広告、出版の分野でポートレート、ファッション、コマーシャル等、人物を中心とした写真を手掛け活躍中。他写真集の出版、個展の開催等。日本広告写真家協会会員、日本写真家協会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やどかり

19
古いものが大事使われている。家は薄暗く、障子を通す陽の光や庭の木や花たちが部屋を明るくしているよう。古民家で暮らす苦労もあるが、お姑さんの、この家に居るとどこにも行きたくなくなるねえ、という言葉が表すよう落ち着く家だ。祖父の家が空き家になっているのだけど、立派な梁はあるし、自分が住めなくても何かの役に立てないか、どうにかしたいと思った。2016/01/18

ぶんこ

2
築150年の旅籠を、川崎の住宅街に移築したいきさつが、事細かに書かれています。写真も豊富で、溜息の出るくらい。ただ、毎日の生活となると、並大抵ではないようです。暖房でゆがみ、亀裂が入り、建具が反って、開けたてがスムーズにいかない。湿気で、木から脂が出て垂れてくる・・等々、古い木でも自然環境で、いまだに色々な現象が起こるんだ!障子越しの明かり、陰影礼賛。何も無い畳の部屋、明るい所と暗い所が出来て、得もいわれぬ美しさになる。そして、欄間から洩れる灯り。和風建築の、色んな物を置かない、月明かりを愛でる。

コラ・コーラ

1
憧れの古民家暮らしだけど大変なこともたくさんあり、好きだけではなかなか厳しそうだと改めて知ることができた。2018/06/06

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