内容説明
大正七年創業の古典料理屋に生まれ、うぶ湯は昆布だしだった(!?)魚柄仁之助が大正五年の『重宝経済 最新野菜料理法 全』を手にしたのも何かのご縁。伝統、流儀、流派なんて、わしゃ知らーん、と大正時代の料理方法を現代うおつか流にアレンジしたら…旨い、安い、かっこいい、「時代料理」厳選178レシピのできあがり。
目次
大根
かぶらな
ごぼう
にんじん
なす
かぼちゃ
冬瓜
きゅうり
しろうり
へちま〔ほか〕
著者等紹介
魚柄仁之助[ウオツカジンノスケ]
食生活研究家。1956年、福岡県生まれ。生家は大正7年創業の古典料理屋。「安い、旨い、簡単、健康」な食生活を実践・研究しつづけている
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感想・レビュー
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きいろ
1
大正時代のレシピを読み解く作者の突っ込み?がツボで、笑えます。美味しそうな野菜たちなので空腹時は読まないほうがいいかも。2012/09/06
くらーく
0
野菜の種類が少ない。今では山菜になるものもある。100年も経たないのに、ずいぶんと変わったなあ。この頃の野菜は甘いし柔らかいものね。2017/05/06
けい
0
昔ながらの調理法が魅力的です。 かなりざっくりしたレシピではあるけれど、そこはそれ、さじ加減。 我が家だけの味付けを考えるのもよいものです。 ハイカラな調理法もよいけれど、日本酒にはやっぱりこっちでしょ!2012/06/10
なる
0
野菜の食べ方を紹介した大正時代の書籍を元に、現代風に作ってみましょって本。「心まかせに切て」とか「然るべく味つけて」とか、レシピとしてはどうなの?って表現が多いけど、まぁ簡単そうなのでやってみたいかも。2011/06/21
のんき
0
大正5(1916)年発行の『最新野菜料理法』に紹介された野菜料理を「解読」しながら現代風にレシピを改め、紹介したもの。原文も掲載されているので、まず自分で読んでみて想像してから著者の解読したことを確認していくのがとても楽しかった。現代風アレンジには「超訳」というくらい変えなければならないほどの変化があったことがとてもよく伝わってきた。2009/12/27