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内容説明
栄枯盛衰は世の習いとはいうが…。わが国写真週刊誌の嚆矢として出帆し、“不沈母艦”伝説さえ生んだ『FOCUS』が、二〇〇一年八月、二十年の航海を終えた。記事が写真を支え、写真が記事を支えた『FOCUS』。その『FOCUS』に出航準備から終焉まで携わった名物アンカーライターが、『FOCUS』的文章作成術をあまねく開陳しつつ綴った、熱と汗、涙と笑いの、『FOCUS』怒濤の興亡史、あるいは健闘むなしく破船に至りし者たちへの挽歌。
目次
第1章 『FOCUS』創刊(「不惑」どころか「溺惑」の三十九歳;写真誌?俺はライターなんだけど ほか)
第2章 軽薄短小『FOCUS』の文章(マクラとオチに頭を絞って一、二時間;編集長の変貌、「落語から漫画へ」 ほか)
第3章 『FOCUS』あの瞬間、あの場面(編集部に“異文化”を持ち込んだ芸能記者;今日はちょっと“頭の具合”が悪い? ほか)
第4章 熱暑の衝撃『FOCUS』廃刊(から梅雨のなかに走った衝撃波;「沈没」の前兆だった?初代後藤編集長の癌死 ほか)
著者等紹介
斎藤勲[サイトウイサオ]
1941年、大阪に生まれる。1965年、早稲田大学第一政経学部経済学科卒業。徳間書店勤務の後、フリーライターとして『平凡パンチ』などで活躍し、『日刊ゲンダイ』『FOCUS』の創刊に携わる。『FOCUS』では創刊から廃刊までの20年間、アンカーライターを務めた。著書として、舎人周・舎人栄一のペンネームで『侵蝕―ギルガメシュの惨劇』『世界ドッキリ猟奇事件簿』などがある。現在、編集プロダクション「iSプランニング」主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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パチーノ
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