内容説明
ジョージ・ドーソン101歳。株―なし。銀行預金―なし。カード類―なし。持っているもの―何枚かのシャツとスーツ1着、帽子1個、そして、シンプルで幸せな人生。―98歳で読み書きを習いはじめた老人の人生哲学。感動のノンフィクション。全米でもっとも有名な老人の自伝。
目次
その日、人生の方向が定まった
ドーソン家の物語―南北戦争が終わって
コール農場の思い出
父さんの願い
家族から離れて
リトル家での日々
突然の出来事で家に戻る
野球場での熱狂
旅立ちのとき
列車から飛び降りろ!〔ほか〕
著者等紹介
ドーソン,ジョージ[Dawson,George]
1898年、米国テキサス州マーシャルに生まれる。家計を助けるために8歳で働きはじめ、以後、農場、製材所、乳製品工場、鉄道会社などで労働する。65歳で退職した後も、庭師として90歳近くまで働く。98歳のときに、高校の成人基礎教育の講座で読み書きを習いはじめ、それが新聞に紹介されると全米で大きな反響を呼び、話題の人となる。現在は、テキサス州ダラスに住んでいる
グローブマン,リチャード[Glaubman,Richard]
小学校の教師。ジョージ・ドーソンに関する新聞記事を読み、深い関心をもち、インタビューを始める。『101歳、人生っていいもんだ。』は初めての著書。米国ワシントン州ポートタウンゼント在住
忠平美幸[タダヒラミユキ]
神奈川県出身。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館の司書を経て、現在は翻訳業に従事。おもな訳書に、H・ペトロスキー『フォークの歯はなぜ四本になったか』、A・マクラリー『おもちゃの20世紀』(以上、平凡社)、D・ウィークス他『変わった人たちの気になる日常』(草思社)、S・Jハイムズ『サイバネティクス学者たち』(朝日新聞社)など
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感想・レビュー
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