101歳、人生っていいもんだ。

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  • サイズ B6判/ページ数 365p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784870314603
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

内容説明

ジョージ・ドーソン101歳。株―なし。銀行預金―なし。カード類―なし。持っているもの―何枚かのシャツとスーツ1着、帽子1個、そして、シンプルで幸せな人生。―98歳で読み書きを習いはじめた老人の人生哲学。感動のノンフィクション。全米でもっとも有名な老人の自伝。

目次

その日、人生の方向が定まった
ドーソン家の物語―南北戦争が終わって
コール農場の思い出
父さんの願い
家族から離れて
リトル家での日々
突然の出来事で家に戻る
野球場での熱狂
旅立ちのとき
列車から飛び降りろ!〔ほか〕

著者等紹介

ドーソン,ジョージ[Dawson,George]
1898年、米国テキサス州マーシャルに生まれる。家計を助けるために8歳で働きはじめ、以後、農場、製材所、乳製品工場、鉄道会社などで労働する。65歳で退職した後も、庭師として90歳近くまで働く。98歳のときに、高校の成人基礎教育の講座で読み書きを習いはじめ、それが新聞に紹介されると全米で大きな反響を呼び、話題の人となる。現在は、テキサス州ダラスに住んでいる

グローブマン,リチャード[Glaubman,Richard]
小学校の教師。ジョージ・ドーソンに関する新聞記事を読み、深い関心をもち、インタビューを始める。『101歳、人生っていいもんだ。』は初めての著書。米国ワシントン州ポートタウンゼント在住

忠平美幸[タダヒラミユキ]
神奈川県出身。早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学図書館の司書を経て、現在は翻訳業に従事。おもな訳書に、H・ペトロスキー『フォークの歯はなぜ四本になったか』、A・マクラリー『おもちゃの20世紀』(以上、平凡社)、D・ウィークス他『変わった人たちの気になる日常』(草思社)、S・Jハイムズ『サイバネティクス学者たち』(朝日新聞社)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

29
まさに、タイトルどおり。生きていくうえで、どう考えていくのかで、その日その日、明日が変わりうるということ。その時を懸命に生きながら、明日への希望を持ち続ける。もちろん、割り切りなども必要なことも多い。それでも、明日は、今より良くなる・・・ここに尽きるのかなと思う。それと、いろんなことに関心を持つということもあるだろう。2020/08/26

ユカイ

4
彼の人生の話。ドーソンさんの記憶力本当にすごいし、生き方も参考になる。父の教えをあえて最後破って白人と関わったが取材とか色々増えて同年に脳梗塞だから寿命は縮まったかもなとはおもった。2021/05/25

まりこ

1
冒頭は黒人の悲劇的な歴史を物語る1シーンから始まる。黒人の若者が白人達に濡れ衣を着せられた挙げ句、町中でロープで吊るされ呆気なく殺されてしまう。警官すらもそれに荷担する。知り合いが殺されるのを目の当たりにした幼少のドーソンは涙が止まらない。ドーソンの父は彼の苦しみは終わったんだと言った。ところがこの本が悲しい黒人の物語なのかと言ったら、むしろその逆でそこにドーソンという人間の素晴らしさ、魅力を感じずにはいられない。 98歳で学校に通い読み書きを習い始めるドーソンの人生は、最高に上々でいつも満たされている。

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