内容説明
医療費の自己負担が5%になる、退職後2年先まで収入を確保する方法など、こころを病んだとき、必ず役に立つ社会保障制度ガイドブック。今まで誰も教えてくれなかった公的制度に、正面から取り組んだ画期的な本。
目次
第1章 こころの治療費はこうして安くする!(12年間、医療費がタダの男―通院医療費公費負担制度;保険証を使いたくない女 ほか)
第2章 働けないときの社会保険フル活用法(こころの病気でも傷病手当金はもらえる;申請を見送ったタカシさんの場合―社会保険の損得勘定 ほか)
第3章 障害年金バトルロイヤル(引きこもり生活から年金生活へ;初診日に加入していた年金が大事 ほか)
第4章 なるほど、この制度があったのか!(障害年金がだめでも「手帳」は狙える;なぜ福祉メニューが少ないのか ほか)
第5章 「生活保護を受ける」という生き方(この世界のフルコースを生きる女;生活保護でいくらもらえますか? ほか)
著者等紹介
井ノ瀬珠実[イノセタマミ]
1963年生まれ。日本女子大学卒。新聞社のアルバイト、情報サービス会社での翻訳・編集を経て、ノンフィクションライターに転身。三度の精神科通院歴を持つ。基本的には神経症だが、躁うつ病の疑いもある
藤臣柊子[フジオミシュウコ]
1962年生まれ。漫画家&エッセイストとして活躍している。20代でうつ病、30代でパニック障害を経験する。著書に、『精神科に行こう!』(共著・情報センター出版局)、『病気じゃないよ、フツーだよ』(二見書房)、『みんな元気に病んでいる。』(サンマーク出版)、『結婚っていいかもしれない』(幻冬舎文庫)、『女どうし』(幻冬舎)などがある
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