評論なんかこわくない

沢部 ひとみ【著】

飛鳥新社（1992/08発売）

• サイズ B40判／ページ数 253p／高さ 19X12cm
• 商品コード 9784870311220
• NDC分類 816
• Cコード C0095

内容説明

「この本で、最初にわたしは入試評論のからくりを分析し、それから先にあげた１０人のおじさんの中から７人の評論家を選び、入試問題の文章を読みながら彼らがどんなおじさんなのか見極めてみたいと思いました。」俎上にあげられたのは、外山滋比古、山崎正和、加藤周一、小林秀雄、大岡信、中村雄二郎、森本哲郎のお歴々。では、７人のおじさんと著者との“真剣勝負”をお楽しみ下さい。

目次

第１章　評論って何？（テーマ編；ことば編；論法編）
第２章　７人のおじさんを読む（昔なじみの下町おじさん　外山滋比古；ジレンマおじさん　山崎正和；ニヒルなおじさん　加藤周一；サムライおじさん　小林秀雄；覆面おじさん　大岡信；熱血説教おじさん　中村雄二郎；感動少年おじさん　森本哲郎）
付録（評論用語１００；接続語の種類と働き）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Akito Yoshiue]

やや古い本だが、現在の大学入試に完全に対応している。本校の図書館にこんないい本が眠っているとは。ぜんぜん借りてのいない本なので、評論が苦手な生徒は読んでみるべき。

2014/05/11

[Ayuminminzemi]

恩師に教えてもらい、購入しました。構造として文を読むことが苦手だったのですが、この本を読んで、ますます本を読むのが好きになりました。

[プラナリア]

図書館で見つけて凄くいいと思ったので買いました。

2012/11/27

[numainu]

評価A

2011/05/10