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内容説明
市井の人々が語ったロシアの真実。
目次
第1章 変革の洗礼を受けた男たち
第2章 時代に翻弄された女たち
第3章 徴兵された人々
第4章 医療の現場から
第5章 教育の現場から
第6章 自立する女たち
第7章 一流の職場で働く人々
第8章 夫婦の選択
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
itokake
5
ペレストロイカ以降のモスクワ市民たち37人の生の記録。著者はモスクワへ5回、総計5ヶ月滞在して141人と話し、230時間のインタビューを録音。失業者から田舎のおばあちゃん、退役軍人、小中学生、グム国営百貨店支配人とあらゆる社会階層の人々の声。おぼろげだったロシア人のイメージが、一人ひとり顔を持つ特定の人物として浮かび上がる。オリガ・ナディモーヴァ(作家)「たいていの女性が一生の間に数回中絶を行う。平均6,7回。結婚している女性が子供を増やしたくないから」避妊の失敗は女性の落ち度とするロシアの価値観。(続)2020/11/22