内容説明
ミハイル・ゴルバチョフに関して書かれた本は何冊かあるが、それらは大体がアカデミックでいわゆる乾いた書である。彼の人間面を描いたとしてもごく表面的なものにすぎない。本書は、人間ゴルバチョフの性格、成長過程、ものの考え方、心理的要素などに深く切り込んでいる。
目次
プロローグ ゴルバチョフを探して
第1章 田舎のコサック1931‐1940
第2章 アパラチキ第一世代1950‐1977
第3章 二重思考の信奉者1978‐1984
第4章 偉大なる説得者1985‐1989
第5章 民主主義をめざす独裁者1989‐1990
第6章 失墜する赤い星Spring 1990
エピローグ Summer‐Autumn 1990