内容説明
現在の東京の「地価」は、サラリーマンにマイホームの夢を捨てさせた。では本当にそうなのか。土地問題に経験の深い著者が、不動産会社の営業責任者6人にインタビュー。マクロの視点、ミクロの視点から「東京・首都圏の地価はこれからどう変わるのか」。現場感覚を盛り込んで、大胆に予測する。
目次
プロローグ(今は高値安定だ。これから地価は上昇するのか、下落するのか―農地の『宅地並み課税』の影響はどうでるか?;首都圏の農地に『宅地並み課税』をし、宅地の供給をはかる)
第1章 不動産会社の営業部長・6人が明かす首都圏各地の地価は、これからこうなる(首都圏の穴場は船橋 マイホーム持つなら、筑波、土浦が狙い目;マイナーイメージだった千葉県・成田、佐倉、土気、鎌田、誉田茨城なら取手が狙い目・都心から1時間5000万円が合言葉;JR線の70キロ圏・熱海、高崎、水戸、飯能が狙い目;何といっても横浜・保土ケ谷・港北区・都市リゾートの三浦半島が狙い目 ほか)
第2章 後悔しない相続対策の着眼点(地価高騰は、相続税問題を大きくした;これからの相続税対策を考える;農地への『宅地並み課税』が実施された場合の税額;貸家・アパート経営による不動産投資を考えた場合;相続対策として用いられるテクニックの解説)