宗教的人格と教育者

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  • サイズ A5判/ページ数 358p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784870236417
  • NDC分類 188.8
  • Cコード C3014

出版社内容情報

明治後期から大正期の北条時敬を中心に、その関係者、とりわけ禅仏教に深い関与を持った宗教的教育者についての論考集。

内容説明

明治期、宗教とりわけ「禅」に深い影響を受けた教育者が輩出した。近代日本における人格形成と禅仏教の関係を再考する。

目次

第1部 宗教・教育・生死(晁水・山本良吉の宗教観;北條時敬における人間と禅―臨済居士禅の事例研究;北條時敬―その教育者・禅者としての人間像;禅者の生死観―道元における生死の問題)
第2部 「教育者」型人格における宗教(「教育者」型人格における禅体験の受容と変容―自得・小山忠雄と晁水・山本良吉の比較考察;「教育者」型人格における宗教体験と聖・俗の行動傾向―栽松・宝山良雄の場合;「教育者」型人格における宗教信念と実践の問題―無適・橋田邦彦と『正法眼蔵』;無適・橋田邦彦における「行」について;橋田邦彦と『正法眼蔵』;橋田邦彦『仏教の話』と廣瀬文豪『仏教哲学論』;「教育者」型人格における修養と宗教信念―物外・三好愛吉の場合)
第3部 宗教的人間の横顔(宝山良雄;三好愛吉;廓堂・寸心・晁水―比較宗教人間学的位相;大拙居士と清拙居士;宝山良雄について;大拙・晁水・栽松―廓堂を中心に)

著者等紹介

松本皓一[マツモトコウイチ]
1927年、埼玉県行田市に生まれる。旧制浦和高等学校を経て、東京大学文学部宗教学宗教史学科卒、同大学院人文科学研究科博士課程単位取得後満期退学。現在、駒沢大学名誉教授、日本宗教学会名誉会員。公開仏教セミナーを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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