目次
第1部 戦没者と慰霊・追悼・顕彰(スペイン内戦の死者の記憶の変遷と「戦没者の谷」の霊廟;日本における戦争の死者と宗教 ほか)
第2部 政治的緊張と非業の死(カルバラーの悲劇の多義性;政治的声明から商業的猥褻さへ―プノンペンとその周辺におけるクメール・ルージュの犠牲者の追想の扱い ほか)
第3部 非業の死の表象と記憶(中世ユダヤ人迫害に関する死者の記憶構築―儀式殺人の告発と一〇九六年の虐殺をめぐって;記憶の政治への転換―アルゼンチン・イスラエル共済組合に対するテロ ほか)
第4部 非業の死の記憶を考える:時代・文化をこえて(山岸智子、M・アルベール=ロルカ、岩田重則の論文に対するコメント;Y・グディノー、黒田裕子、O・ドベルノンの論文に対するコメント―非業の死と彷徨う霊魂 ほか)
著者等紹介
池澤優[イケザワマサル]
東京大学大学院人文社会系研究科教授
ブッシィ,アンヌ[ブッシィ,アンヌ][Bouchy,Anne]
フランス国立極東学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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